なななななんと!!!
鈴木区第3回公演「TOKYO RADIO CLUB」のチケット、
千秋楽の数席を残し、ほぼSOLD OUTだそうな!
なーんにもしてないのに、アタクシ。
ホントに、自分の知らないところで、自分の出ている公演が着々と進んでいく。
そんな感じだわ…
いや、本当に、有難いことで御座います。
こんなにも伸び伸びとした気持ちで芝居に臨むことが出来るのは
支えてくださる皆様と、あったかい共演者と、心の広いボスのおかげに他なりません。
昔はさ。
つってもほんの数年前だけど。
それが全てだー!と思っていたの。
其の為に日々を生きれないヤツが、板に立っていい芝居が出来るわけないって。
こっちは本気でやってんだから、ふざけんなって。
ぜってー負けたくねーって。
そしてそれが、正しいコトだと思っていたの。
でもさー。最近は本当に思う。
お芝居は競争じゃない、共存だ。
スタッフさんや共演者や客席のみなさんと、時間や空間を共有して共存するコト。
なんであの頃は、同じ板に立つ役者同士に優劣をつけたり、勝ったとか負けたとかいう単純な言葉で芝居の善し悪しを判断しようとするコトを正しいと思ってしまってたんだろうか。それぞれに持ってるモンが違うのに。そんなもん、土と火と水を比べてるようなもんなのに。
今までに何度も書いた気がするけど、
お芝居を嫌いになりかけていた時、ふっと引き戻してくれたのが鈴木区でした。
芝居ってもっとシンプルで楽しいじゃん!ってことを、思い出させてくれた。
今、アタクシにとってお芝居は「ONE OF THE TOOL TO ENJOY MY LIFE」。
だけどやっぱり、お芝居に携わっている時期は、心が揺れます。
揺れるって言うか、多感になる、っていう方が近いかな。
普段ならそんなに感じない心の揺れとか、繊細な感覚が、なんとなくいつもある。
いつもとなんら変わらない生活をしているつもりでも、
どこかでそういう感覚がもぞもぞしてます。
それは、決してやな感じじゃなくて、ちょっとくすぐったい。
千秋楽までその「ちょっとくすぐったい」を、しっかり楽しんでこようと思います。
皆様のご来場、お待ちしております!