お陰さまで、40歳を迎えました。
また一年、無事に生き延びたなー。
昔から、早く40歳になりたくて、
年齢を聞かれると必ず上にサバ読んで答えていたんだけど、
ようやく追い付きました。
明日からは『だいたい45歳』と答えるようになるのかな。
というわけで、この度、お芝居の世界から引退することにしました。
今年ももうすぐ終わるしね。
平成ももうすぐ終わるしね。
アタクシも、アタクシの人生の一つの時代に幕をおろします。
『引退』なんて言葉を使うとちょっと大袈裟で
芝居をしていた一般人が芝居をしていない一般人になるだけなんだけど
安室ちゃんも、タッキーも、カープの新井も引退するじゃん?
乗っかってみました。
辞める
って言うよりも、ちよっとだけ、終わりの先に新しいステップがあるような感じするしね。
19歳で6番シードに入り、芝居を始めて、丸20年。
20、30代の青春の全てでした。
おばあちゃんになるまで、死ぬその時まで、ライフワークのように続けていくんだと思ってた。
お芝居をしない人生なんて、想像もしなかった。
でも、引退します。
理由は他でもない発声障害。
治る治らないの次元ではなくてね。
台本で例えるなら、1行以上の台詞を言うのは不可能で。
時に、うん、とか、はい、とか、そんな二文字すら出せなかったりで
短文を駆使して日常生活をやりくりするのがやっとです。
口数も激減したし、気持ちを伝えることも出来なくなったし、説明やプレゼンなんて、到底無理。
もう、誤魔化しようがないぐらい出ないので、最近は『声大丈夫ですか』と聞かれることも多くて。
そんなときは『酒焼けです』と答えます。
万人納得。
この決断に至るまでに、一年かかりました。
夜中にストレスで暴れたり、ヒステリー起こしたり、涙が毎日止まらなかったり、絶望で何もかもやる気をなくしたり、ネガティブな感情と一通り闘いました。
正直、疲れちゃいました!
舞台に戻るためではなく
伸び伸びと生きるために治したい。
伝えたいことを伝えたいと思う言葉全部使って伝えられるぐらいたくさんしゃべれるようになりたい。
みんなが出来る、
今まで出来ていた『当たり前』が出来なくなる不便さ不自由さと、少しでもさよならしたい。
引退を決めるのは、とっても、怖いことでした。
芝居をやらなくなることで、
アイデンティティーをなくすような、
自分が自分でなくなるような、
自分の価値を失うような。
それを受け入れるところに時間がかかったなー。
なんせ20年だからねー。
でも、
芝居をしてなくても輝いてる人が周りにたくさんいて、
素敵な毎日を過ごしている人がたくさんいて、
アタクシも、そうなれるかもしれない、
声が出ないから制限は多いけど、
今の自分で、今の自分だからこそ、の何かに出会うかもしれない。
まだなーーんにも見つかってないけど、
もしかしたら、何もなくてもいいのかもしれない。
ただゲラゲラ笑って過ごせる友達や
打ち込める仕事や
話せなくても飲める美味しいお酒や
それだけで充分幸せなんだ、と。
悩みすぎて駆け込んだ占いで
『右肩上がりの人生』と言われたので、多分、大丈夫だわ(笑)
ありきたりですが、最後にこの言葉を。
たくさんの愛や、笑顔や、素敵な時間や、
応援や、はげましや、言葉や、想いや、
20年間の全部全部に、
ありがとう!!!!
6C時代から見てくれてる方も
鈴木区で知ってくださった方も
長さや回数関係なく、
アタクシの時間に交わってくださった大切な方々。
心からの感謝!!!!!
またどこかで会うかもしれないから、
そのときは、どうぞよろしく!
2018年10月21日
宮岡あづさ
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この2カ月、特に年末年始は心情的に激しい上下(厳密には下下)に見舞われ、絶望の日々でした。笑
考える時間が普段より多かったこともあり、常時悶々モヤモヤ。
声の状態も過去一の悪化を見せ、
フィジカルもメンタルもぐっちゃぐちゃにやられました。
高校時代の失恋以来ぐらい、枕も毎晩ぐっちゃぐちゃに濡らしました。思春期か。
元々一人で溜め込むタイプなので自分の中で悪循環を繰り返したりもしたけど
これじゃアカンなーーなんか出来ることからせなーーと思って
まずは近しい人に話聞いてもらい心の内を吐露。
アタクシの悩みなんて聞かされても面白くないし、
分かってくれる人なんていないし、
話したところで良くなるわけじゃないし、
という鋼鉄のネガティブからの浮上に成功。
声が出ないと会話をすること自体が億劫で避けてしまいがちなんだけど、それでも根気よく話を聞いてくれる人が周りにいるっていうことを幸せに思わないとね。
ご迷惑をおかけした皆様、本当にありがとうでした!
で、今はどんな状態かと言いますと、
リハビリは続けつつ、なんかもう一つ先に進めないかな、ということで、年明けてからボイトレも並行して始めました。
これがなかなか、アタクシに合っているようで!
アタクシにとって「声を出す」ということは、障害物走みたいなものなんです。
声を出すというゴールに至るまでにいくつかの障害物があって、
それは例えば、息の吸い方に悩む、最初の言葉が母音か子音かを判別する、音の高さを選ぶ、どの大きさで出せるか考える、みたいな。
その一つ一つを乗り越えて、なんとかかんとか声を発することが出来る感じ。
年末年始の絶望期間は、最初に訪れる障害物の超え方が全く分からなくなり苦しんだのですが
ボイトレに通い始めてから、その最初の障害物がいつの間にかなくなってました。
なくなってる事に気付いた時は、風呂場でちょっと小躍りしたよねー。
(シャワーを浴びている時に気付いた)
第一段階突破!!
て感じしません??
「物凄く悪かった」状態が「悪くなった」ぐらいの変化なので、まだまだ通常稼働は遠い道のりですが、
諦めずにいっこいっこ障害物の超え方を探していくことが大事やなーと改めて。
本当はもっとスラスラしゃべりたいし
長々としゃべりたいし
大きい声も出したいし
いろんな高さで出したいし
欲を挙げるとキリがないんだけど、理想は理想としてイメージを忘れずに持ちつつ、
今の自分と、ようやく本当の意味で向き合いながら、ちょっとずつ進んでいる毎日です。
あー昨日は出せたのに今日はだせなかったーって一喜一憂しながら。
いつかノー障害物で夜通しマシンガンのようにしゃべりたい。
周りの皆様、そんなご迷惑をおかけできる日が来るように祈っててください。
やっぱり、運勢とか星座占いとかって正しくて、
そんなことに影響されないようにしよー!と思っても、知らず知らずのうちにいろんなバイオリズムにまみれてんのかな。
なんて「人生はまるっきり他責」みたいなことを呟いてみましたが、そのサイクルの中心にあるのは
やはり自分自身のスタンスやモチベーションだな、っていうのが最近の結論。
運勢とか星占いは、それをちょっと後押ししたり、ちょっと足引っ張ったり、みたいな感じで作用してるのかな。
「現状維持」
アタクシの人生のテーマです。
若返りたいなんて思わない!!…でも今着てる服がもうしばらく着れるといいなあ。
高級レストランに足しげく通えるようになりたいなんて思わない!…でも、美味しいハイボールを明日も飲めるといいなあ。
お金持ちになりたいなんて思わない!…でも、遊んだり飲んだりお芝居見たり、今楽しんでることを明日も続けられるといいなあ。
有名になりたいなんて思わない!…でも1回でも長く鈴木区が続けられたらいいなあ。
多くは望まないので、今、楽しいことを一日でも長く続けていたい、という意味で「現状維持」。
スタンスやモチベーションの変化に乗っかると、
欲望の高揚とか欲望が満たされなかった落胆とかで
ぐらんぐらんに上がったり下がったりしちゃうから
(根は情緒不安定で20代の頃そんな自分に疲れ果てた)
心的にも行動的にも出来るだけ平坦でありたいと望み、このテーマを10年以上掲げて守ってきたワケですが
四十路を前に、そろそろ次の自分と出会ってみたりなんかしてみてもいいのかなーなんて思う今日この頃です。
]]>舞台「乱歩奇譚 Game of Laplace」5日間・9ステージ、無事に終了致しました。
ご来場された皆様、ご声援くださった皆様の愛や熱量をたくさんたくさん感じた5日間でした。
本当にありがとうございました!!
千秋楽のカーテンコールの景色、一生忘れません。震えた。
今回、鈴木区からはアタクシを含めて5名、アンサンブルとして出演させていただきました。
作演を我らがボス・鈴木が担当すると決まった時から、
「受付盛り上げるぜー!」「グッズ売りまくるぜー!」と気合いを入れていたのですが、
みんなも出演するんだよ、という知らせがボスから来た時、予想外の出来事に、みんなで興奮したことを覚えています。
鈴木区は普段、100席もないような小さな劇場でこぢんまりと活動しています。
元々、人見知りで、コミュ障で、怖がりな仲間たちの集まりでした。(今もだけどw)
旗揚げから8年経って、こんなことになろうとは、想像もしてませんでした。
そんな感じの内向的な集団なので、顔合わせはみんなビビりまくりでしたし、
2.5次元舞台というジャンルや、乱歩奇譚の持つ世界観を壊してしまわないか、
キャストのみなさんと仲良くなれるのか、足を引っ張らないか…
と不安でいっぱいだったのはきっとアタクシだけじゃないはず。
でも振り返ってみると、稽古を含めて贅沢すぎる1ヶ月間でした。また墓場に持っていく思い出が増えたなあーー
この座組みや作品に対して、どのぐらいのお力添えが出来たかは自分では分かりません。
ただ一つ、ハッキリとわかることは
楽しすぎたってこと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
稽古も、みんなでごはんを食べる時間も、小屋に入る前も入ってからも、ずっと楽しかった!
キャストのみなさんもスタッフのみなさんもステキな方ばかりで、ねえ、もしかしてこの世には良い人しかいないの?
ボスが、鈴木区の時と同じノリで、愉快に軽やかに演出席にいて、
それを見て笑ってる座組みのみんながいて、
なんだこの幸せ空間…
こんな機会がなければ出会えなかった達者な役者さん達から、たくさん刺激をいただきました。
みんな、真摯でストイックで、一生稽古見ていられたなー。
盗みたいところだらけだったけど、全然追いつかないや。もっともっと精進しなきゃ。
みんながどんどん世界観を深めていく様を目の当たりにして
役者の端くれとして、自分のこれからについて、いろんなことをいっぱい考えました。
全ての皆様に、心から、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
千秋楽前日、有志での軽打ち上げの様子。ものすごいずっとみんなでゲラゲラ笑ってた気がする。
========================
さて、次回は9月、ホームの鈴木区で4人芝居と本公演の2本立て。
最近『愉快な演出家おじさん』にが板についてきた鈴木智晴にがっつりお芝居をさせたい、
というアタクシの野望が、同い年4人芝居という形で実現します。やったね!
鈴木区で、鈴木区らしく、また思いっきり遊ぼうと思う!
去年のいつだったか、ラストダの次は乱歩奇譚まで鈴木区公演の予定がない、
ということに寂しさを感じた鈴木区女子たちで
「いやだ!もっと遊びたい!公演やって!」とボスに駄々をこねました。
しかしながら、なんやかんや忙しそうなボスに新作を書いてとは言いづらいなー、ということと
初演・再演の頃から「いつか自分たちでヘドラをやりたい!」という気持ちがずーっとあったので
このタイミングでヘドラなんてどうよ!と提案したのが、全ての始まりでした。
個性豊かなキャラクターを演じてくれた客演さんたちに恵まれ、声の出演の皆様にも恵まれ、とてもステキな作品になりました。
あの時、駄々こねて正解だったな!!
アタクシ的にはまんま再演でも良かったのですが、ボスが今回のためにリライトしてくれて
今の鈴木区にぴったりのヘドラに生まれ変わりました。
ありがとう、ボス!おつかれちゃん!
最初に台本を読んだ時、
自分に何もないことに気付いたナツは、あの爆破中継を最後に、この世界から足を洗うんだろうなーと思ったんです。
そして、それは稽古終盤まで変わらなかったんだけど、
なんだろうなー、小屋に入って、客席からもらうパワーとか
ナツを演じるとだこ自身のパワーとかそういうもので、気付いたらその想いが変化してました。
ナツと植田先生があの後どうなったのか、それはみなさんの心の中で自由に想像してもらっていると思うのですが
そのストーリーの幅が増えた気がしてます。
表現としては変わらないんだけどね、「走れ!」に込めた気持ちが変わったかなー。
今、就活中で…とか、やりたいことで悩んでて…という若い子ちゃんたちがたくさん声をかけてくれました。
みんな!走れ!走るのだー!
人生って、悩むことも迷うこともたくさんあるけど、走ってみないと分からないことも同じぐらいたくさんあるからね。
そういえば、公演前に紹介していなかったので、改めて鈴木区初登場のお二人を、アタクシ的勝手な目線でご紹介。
「たうりん」こと田浦傑ちゃん。
また一人、酒好きでクズな同級生と知り合えました。
(それにしても78→79年組はオトコばっかだな…)
なんせ可愛いのよ、たうりん。
セリフを噛んでは平謝り、セリフ飛ばしては平謝り、挙句の果てには「ちょっとセリフ合わせ付き合って…」と平謝り。
そんな謝らなくていいよ!ってぐらいいっつも平謝りw
でも、最後の爆破中継シーンは色気があってとってもかっこよかったね!
だらしないんだかしっかりしてるんだか、結局最後までつかみどころのない人でした(笑)。
「こーでぃー」こと奥田耕大。
パンフ撮影でメイクしたら、あまりにも美人過ぎて、女として完敗。完成度高すぎだろ。
こーでぃーとは同じ干支という年の離れ具合なんだけど、時々「お兄ちゃん」みたいな感じでね。
一見チャラそうだけど、根がとっても真面目なヤツな(はずな)ので、心の中ではいろんなこと考えてるんだろうなー
なんて思いながら、オバサンはいつも遠くから応援していますよ。
また素敵な仲間が増えましたね!
過去に出演してくれたみんなが、公演に遊びに来てくれるの、とっても嬉しい。
そう言う仲間が1回1回増えていくの、とっても嬉しい。
ヘドラは、鈴木区という集まりとしていろいろと試された作品だったなー、と。
ずっと変わらない鈴木区を守るために、変わらなきゃいけない部分があるのだな、ということを具体的に見つけられた気がします。
そういう意味でも、あの時、駄々をこねて正解だったな!!
また遊ぼうね!
]]>
牛歩ながら一層の精進を目指し邁進して参りますので、2017年も鈴木区ならびにアタクシを何卒宜しくお願い申し上げます。
さて皆様はどのような年末年始を過ごされましたでしょか?
「せっかくだしのんびりしたい」というぐうたら願望と
「せっかくだし遊びまくりたい」というアクティブ願望がケンカして大忙しなこの季節。
ここ数年、年越しはいつもほぼ同じお友達と「毎年代わり映えないねえ〜」と笑いながらワイワイ過ごしております。
※嫁に行った人は徐々に抜けていくシステムですつまり抜けられない
年明けには高尾山薬王院へお参りに行きましたよ。桐ちゃん発案で。
なんとなく数人で行くのが楽しそうかな、と、思いついた暇そうな人を順番に誘ってみたら、最初の2人が普通に暇だったようですぐに捕獲(日野まりちゃんと山口トモくん)。
偶然にもトモは高尾山に詳しくって非常に充実感満載のお参りと相成ったのでした。
山の美味しい空気を吸いながら乾杯したり
川のせせらぎにテンションあがっちゃったり
新年早々、自然と戯れ、早速心が洗われて清々しい気分で御座いました。
「自分を律する1年にする」
久しくお目にかからなかったような真面目な目標を立てました。
結果を求めるのではなく、プロセスを大事にするという視座で日々を過ごしてみようと思います。
その先に何があるのか、は正直わかんないっす!
でも、何もみつかならなくてもいいんだ。
これはある意味、ちょっとした冒険です。
皆様にとっても、実り多く色鮮やかな2017年でありますように。
]]>
今すぐにでもどこかに消えていなくなりたい…ってぐらい情けない気分と
どっちも振り切ったところで行ったり来たりしていて
日常的な気持ちの置き所が難しい。
極端な感情が同居してて一人で勝手に混乱しています。ええオトナやのに…!!
セルフコントロールとは何ぞや。
思春期は、まだまだ続くのだろうか…
]]>ご来場くださった、応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがと!ありがと!ありがとー!
御礼の言葉がいつもありきたりで同じような感じになっちゃってごめんね…口下手なのよさ。
鈴木区も、気付いたら7年目に突入してました。
小学校卒業しちゃってるじゃん!!!
このところ、鈴木区メンバーだけの作品だったり、客演さんが固定化しつつあったり、鈴木区っていう世界観が徐々に自分たちの中でも確立して浸透してきていたのだけれど今回は「新しい風が吹いてるぜ!」って感じの顔ぶれ。
稽古場の雰囲気も、いつもと同じだけどちょっと違う、
でも心地よさはぜーーーーんぜん変わらない!という不思議空間でした。
きっとそれは、今まで鈴木区に関わってくれたみんながちょっとずつ作ってくれた鈴木区の「土台」みたいのがあって、新しくやってきたみんなはそれを感じ取って継承しつつ、一方で、ずっとココにいる我々には気付けないような視点から鈴木区を見て盛り上げてくれたからなんだろなーなどと思ったりしてました。
みんなの柔軟性に心から拍手と感謝を!
さて、今回アタクシがボスに出したオーダーは「ええセリフちょういだよ」でした(笑)。
そんな軽い飲みトークで出した要望に対して返ってきたボスの答えは…
台本読んで震えたよね。
お見送りやお手紙やツイッターなどで、ゆずきさんの言葉に対する様々な感想をいただきましたが、
正にみんなが書いてくれてるような「突き刺さる」感覚ね。
なんつーすごいセリフを生みだしたんだ、ボスは…
初日が明けて、実際にその言葉を客席に届けるようになってからずっと思っていたことがあります。
こうしてみんなに「刺さる言葉」を発する一人の役者として、或いは一人の人間としても、そのセリフに恥じないような生き方をしなきゃいけないなー、ってこと。
ゆずきとしてコータに説教しながら、実は刺さりまくっていたのは、アタクシ自身でした。
そして、それに気づかせてくれたのは、たくさんの熱い感想を届けてくれたみんな。
この先ずっと、自分の道しるべになるようなセリフと出会えて、アタクシはとっても嬉しいです。
最近ボスのこと誉めすぎなのでこのぐらいにしとくか(笑)。
今回も個性的なメンツが揃い、全員について一人200行ずつご紹介したいぐらいなんだけどキャスト総数がとんでもねえので、そこはボスにお任せしまして。
アタクシ的に特に関わりの深かった4名を抜粋してご紹介!
まずは、桐ちゃん!(メンバーかい!!w)
旗揚げからずっと一緒で、互いに人見知りの高い壁を越え、今はすっかり人生の同士。
いまだに「鈴木区の稽古が一番緊張するんです」っていうぐらい、ずっと自分の殻と闘っていた桐ちゃん。
どうやったら新しい桐ちゃんと出会えるか、稽古中もラインでも飲みの席でもいっぱいお芝居の話をしました。
そんな桐ちゃんが、重い鎧を脱ぎ捨てて、丸裸で演じてたよ!姉さん本当に感動だよ!!
日常では見るけど舞台では見たことなかった桐ちゃんの表情が、微香を通してたくさんたくさん見られて、アタクシは感無量なのでございます。
一日中抱きしめていたいぐらい、微香を演じる桐ちゃんは輝いていて、愛しかったなー。
それなのに舞台上では一切目を合わせることができないなんて!苦行か!!!
お次はこちらの二人。
拓ちゃん&むっくちゃん。
お二人とも、アタクシにとっては初共演のお相手。
飲みの席ではさんざんご一緒している拓ちゃんも、BLTでは別チームだったしね。
むっくちゃんとは、それぞれにとても縁の深い共通の作演さんがいて、おそらく感性はちかしいんだろうなー、という感じで稽古が始まり。
この二人じゃなかったら、同僚チームのあの雰囲気は出せなかっただろうなー!
実は、そういうやりやすさとかしっくりくる空気感を感じたのは、大半がオフ芝居の部分だったので、お客様にはなかなかお伝えできなかったんだけどね(笑)。
打ち上げの席で、3人でお互いをひたすら褒め合う、という気持ち悪い感じになっちゃうぐらい(笑)バランスが良くて気持ちの良い組み合わせでした。
てったちゃんと扇田さんとゆずきさんがいる会社に勤めてたら楽しいだろうなー!!
そして最後は、ゆずきが大金をつぎ込んだ(という裏設定)太哉くんこと野町くん!
ゆずきさんが太哉くんのファンというストーリー上の設定も相まって、稽古期間中、たいそう野町を寵愛しておりました(笑)。
でも!設定だけじゃないのよ!
アタクシはノマチ・スキーなのよ!(公開告白)
野町のポテンシャルは底なしで、とてつもない体力と精神力でいつも稽古場の中心にいてくれました。
まだ稽古が始まっていない「Tune!」の直後、飲み会に参加した野町の異常なテンションと初めて出会った我々は、その暴走ぶりにどう対応して良いかわからずちょっぴり引いていましたが(笑)今ではすっかりノマチ・スキー。
初参加とは思えない愛されっぷり。
魔法は解けませんでした。
アタクシはこれからも野町のファンを続けることをここに誓います。
(↑ラストダのオフ芝居の中でゆずきさんが太哉くんと仲直りする時に使ったセリフですw)
間違いなく、今回のアタクシ的MVPです。 ※あくまで個人の感想です
もっかい書きますが、本当は!全員紹介したいぐらい!みんなみんな素敵な仲間でした。
この座組の一員として作品に出られたこと、とっても嬉しく誇らしく思ってます。
みんなーー!!愉快な時間をありがとう!!!!
長文ついでに、ラストダとは直接関係ないのですが、もう一つ。
19歳でスタートしたアタクシの芝居人生ですが、いつの時も、刺激し合える、或いは尊敬できる同級生の役者が誰かしらいつも近くにいましてね。
そのうちの一人は間違いなく智晴なのですが、今回、「いちくん」「マジ兄」という、同じくとても尊敬できる同級生が揃い踏み!
せっかくだし!ということで、打ち上げ会場のすみっこで、これまでの経歴とか、これからの展望とか、お互いのいろんな話をしました。
同じ年に生まれ、同じ時代を生きながら、それぞれに違うきっかけでこの世界に入ったわけだけど、こうして人生が交わる瞬間に出会えたことに、アタクシは密かに興奮しています。
同級生同業者で過去最強カルテットかもしれん!!(笑)
ということで、そんな最強仲間のマジ兄が、次回のメイン。
がんばってね!!(生ぬるく応援)
ラストダで、また宝物が増えました。
みんな本当にありがとう!!
]]>
鈴木区では、一昨年あたりにメンバーだけで行ったのが最後で。
しかもその日、台風が来てどしゃぶりで外で飲めなくて、結局屋根付きの場所に移動したもんで
久々だったんですよ、「本当に外で飲む」鈴木区ビアガーデン。ヒロアゴ以来かな?
なんとなくね、稽古場からみんなで移動できる場所にないかな〜って探してたら
ドンピシャのお店を見つけまして。
これは、行くしかないやろう、と。
稽古?そんなもん集中して早く終わらせたらええやろう、と。
行くなら、座組み全員で行くしかないやろう、と。
総勢17名。
こじんまりとしたステキなスペースで、お酒の種類も豊富で、お料理もたんまり。
大満足でございました。
※ビジュアル面はマジ兄のブログ「マジP」でお楽しみください
鈴木区はね、はしゃぎすぎるんですよ、いつも。
ツイッターのTLから、はしゃぎっぷりが溢れ出てしまっているわけですよ。
LINEなんてね、もっとすごいことになってるからね。
一瞬で未読100件とかなっちゃう。
しかも今回は、ボス不在とあって「先生がいない遠足」の如く、ちょっといつもとは違う感じのノリもちらほら。
個人的にね、同じ集団の人たちが、同じ出来事を
こぞってリツイートしたりしてるのって実はあんまり好きじゃなくてね、
ビアガーデンの日の夜は、完全にその状況になってましたね。
はしゃぎすぎてタイムラインをお騒がせした皆様、ホントにすみません…(大汗)
でもこれを機に、鈴木区…っていうか「ラストダ」のみんなの目線がまたさらに揃って
皆様に還元できる何かが生まれたなあ…と感じております。
それが何なのか、今はまだ明確に言葉にはできないんだけど、
きっと、舞台上で感じてもらえる!はず!多分!
あとね、爽やかな夏空の下、お肉をつついているみんなの笑顔を見ていたら、
お馴染みのメンツだけで過ごしていた頃も
今回のように、新しいメンツが加わっても
鈴木区って(良い意味で)何も変わらないんだなってことを改めて感じて、とてつもなくセンチメンタルになりました。
あたしゃ鈴木区の母か…!
思い浮かべている絵をみんなで共有できていれば
無理やり形を作らなくても、ちゃんと出来上がっていくんだなあ。
単なる思いつきだったビアガーデン企画が、今後の自分たちを知るきっかけになるなんて想像もしなかったさ!
皆の集が2回目を所望しているようですが、
母は、みんなの成長を見守っているからね。
(誰かが言い出すの待ち)
そろそろ折り返し、かな?
稽古開始当初、制約はあるのにルールはなくて、ヒントはあるのに正解はなくて、
「どーなるんだこりゃ!」とみんなで頭を悩ませておりました。
でもね、重ねていくうちにちょっとずつ「兆し」みたいなものが見えてきましてね、
先週末、「これだ!」というものがみんなの中で噛み合い、腑に落ちるという瞬間に出会いました。
それは、これまでの役者人生の中でも、あまりしたことがない経験でした。
いやー、カットかかった時、自分たちで拍手しちゃったもんね!(笑)
ものすごく抽象的よね。ごめんなさい。
詳しく書くと完全にネタバレになるという大人の事情により、
ここはぼんやり表現で逃げ去りますが
観てもらえればきっとわかってもらえる!はず!多分!
ボスには内緒で作ったシーンなので、それ見てボスが喜んでいて、ひとまず安心。
ある意味、最初のお客さんだから(笑)。
もう、鈴木区もずいぶんと気心の知れた愉快な仲間たち集団になっていました。
ここ数年、客演陣の顔ぶれもほとんど変わってなかったし!
しかし今回は、初めまして、とか、久しぶりまして、のキャストさんが多いので、ちょっとだけご紹介。
イチくん。久しぶりに鈴木区返り咲き。イケメンでええ声で技術が高いという三種の神器を持つ男。下戸。
むっくちゃん。さじ加減も温度調節も火加減も最高に絶妙な男。アンタッチャブルの柴田度92%。
なっち。今回最年少…?鋭利で柔らかいという対極ワードセンスを持ち合わせ、器用に使いこなす女。
のまち。別名ノマチ・スキー。周りの人を途方に暮れさせることも、注目を集めることも、一瞬でできる男。
ほんだ。受付でお馴染み。身体能力の高さと反比例する頭脳で爆笑の嵐を巻き起こす高校時代を送った男。
みわちゅ。久しぶりだけどなんやかんやでお馴染み。粘土の女王。稽古初日から絶対に台本を持たない鉄の女。
飲んでます。いつも飲んでるけど、今回もやたら飲んでます。
もうええやわ!飽きたやろ!って思ってるのに、やっぱり飲んでます。
だって!初めまして〜の人がたくさんいると!新鮮だもんね!飲みたくなるよね!(言い訳)
昨日の夜、2年に1回ぐらいしか開催してない鈴木区メンバー会議をしたのですよ。
これからのことをあれやこれや、具体的なことからぼんやりとした展望まで話してね、
地球にビッグバンからの歴史があるように
鈴木区もメロディーライナーから、ずいぶんと歴史を重ねてきたのだなあ、としみじみ。
公演の度に関わってくれる仲間が増えていくので、変化していく様はいつも感じていたけれど、
「鈴木区」という形が、こんなに明確になる日が来るとは、よもや思ってませんでした。
いまだにただの飲み仲間の延長な気分だったわ、個人的には!
でもそうじゃないみたいです。
ものすごく、ちゃんと、何かを目指せそうな集団みたいです。
それを本当の意味で実感するのは、いつなのかなあ。還暦ぐらいかなあ。その頃もまだ独身かなあ。(ぐぬぬ)
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