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  • 2018.10.21 Sunday
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報告。

大阪に来てます。バースデー旅行です。


お陰さまで、40歳を迎えました。

また一年、無事に生き延びたなー。


昔から、早く40歳になりたくて、

年齢を聞かれると必ず上にサバ読んで答えていたんだけど、

ようやく追い付きました。


明日からは『だいたい45歳』と答えるようになるのかな。


というわけで、この度、お芝居の世界から引退することにしました。


今年ももうすぐ終わるしね。

平成ももうすぐ終わるしね。

アタクシも、アタクシの人生の一つの時代に幕をおろします。


『引退』なんて言葉を使うとちょっと大袈裟で

芝居をしていた一般人が芝居をしていない一般人になるだけなんだけど


安室ちゃんも、タッキーも、カープの新井も引退するじゃん?

乗っかってみました。


辞める

って言うよりも、ちよっとだけ、終わりの先に新しいステップがあるような感じするしね。


19歳で6番シードに入り、芝居を始めて、丸20年。

20、30代の青春の全てでした。

おばあちゃんになるまで、死ぬその時まで、ライフワークのように続けていくんだと思ってた。

お芝居をしない人生なんて、想像もしなかった。


でも、引退します。



理由は他でもない発声障害。

治る治らないの次元ではなくてね。

台本で例えるなら、1行以上の台詞を言うのは不可能で。

時に、うん、とか、はい、とか、そんな二文字すら出せなかったりで

短文を駆使して日常生活をやりくりするのがやっとです。

口数も激減したし、気持ちを伝えることも出来なくなったし、説明やプレゼンなんて、到底無理。

もう、誤魔化しようがないぐらい出ないので、最近は『声大丈夫ですか』と聞かれることも多くて。


そんなときは『酒焼けです』と答えます。

万人納得。



この決断に至るまでに、一年かかりました。

夜中にストレスで暴れたり、ヒステリー起こしたり、涙が毎日止まらなかったり、絶望で何もかもやる気をなくしたり、ネガティブな感情と一通り闘いました。


正直、疲れちゃいました!


舞台に戻るためではなく

伸び伸びと生きるために治したい。

伝えたいことを伝えたいと思う言葉全部使って伝えられるぐらいたくさんしゃべれるようになりたい。


みんなが出来る、

今まで出来ていた『当たり前』が出来なくなる不便さ不自由さと、少しでもさよならしたい。


引退を決めるのは、とっても、怖いことでした。

芝居をやらなくなることで、

アイデンティティーをなくすような、

自分が自分でなくなるような、

自分の価値を失うような。

それを受け入れるところに時間がかかったなー。

なんせ20年だからねー。


でも、

芝居をしてなくても輝いてる人が周りにたくさんいて、

素敵な毎日を過ごしている人がたくさんいて、

アタクシも、そうなれるかもしれない、

声が出ないから制限は多いけど、

今の自分で、今の自分だからこそ、の何かに出会うかもしれない。

まだなーーんにも見つかってないけど、

もしかしたら、何もなくてもいいのかもしれない。


ただゲラゲラ笑って過ごせる友達や

打ち込める仕事や

話せなくても飲める美味しいお酒や

それだけで充分幸せなんだ、と。


悩みすぎて駆け込んだ占いで

『右肩上がりの人生』と言われたので、多分、大丈夫だわ(笑)



ありきたりですが、最後にこの言葉を。



たくさんの愛や、笑顔や、素敵な時間や、

応援や、はげましや、言葉や、想いや、

20年間の全部全部に、


ありがとう!!!!



6C時代から見てくれてる方も

鈴木区で知ってくださった方も

長さや回数関係なく、

アタクシの時間に交わってくださった大切な方々。


心からの感謝!!!!!



またどこかで会うかもしれないから、

そのときは、どうぞよろしく!



2018年10月21日

宮岡あづさ


脱出。

お久しぶりです。みなさまいかがお過ごしですか。
実は、ブログ的には「あけましておめでとう」なんですね。もう3月やん。

 

この2カ月、特に年末年始は心情的に激しい上下(厳密には下下)に見舞われ、絶望の日々でした。笑
考える時間が普段より多かったこともあり、常時悶々モヤモヤ。
声の状態も過去一の悪化を見せ、
フィジカルもメンタルもぐっちゃぐちゃにやられました。
高校時代の失恋以来ぐらい、枕も毎晩ぐっちゃぐちゃに濡らしました。思春期か。

 

 

元々一人で溜め込むタイプなので自分の中で悪循環を繰り返したりもしたけど
これじゃアカンなーーなんか出来ることからせなーーと思って
まずは近しい人に話聞いてもらい心の内を吐露。

アタクシの悩みなんて聞かされても面白くないし、
分かってくれる人なんていないし、
話したところで良くなるわけじゃないし、

という鋼鉄のネガティブからの浮上に成功。
声が出ないと会話をすること自体が億劫で避けてしまいがちなんだけど、それでも根気よく話を聞いてくれる人が周りにいるっていうことを幸せに思わないとね。
 


ご迷惑をおかけした皆様、本当にありがとうでした!


で、今はどんな状態かと言いますと、
リハビリは続けつつ、なんかもう一つ先に進めないかな、ということで、年明けてからボイトレも並行して始めました。

 

これがなかなか、アタクシに合っているようで!

 

アタクシにとって「声を出す」ということは、障害物走みたいなものなんです。
声を出すというゴールに至るまでにいくつかの障害物があって、
それは例えば、息の吸い方に悩む、最初の言葉が母音か子音かを判別する、音の高さを選ぶ、どの大きさで出せるか考える、みたいな。
その一つ一つを乗り越えて、なんとかかんとか声を発することが出来る感じ。
年末年始の絶望期間は、最初に訪れる障害物の超え方が全く分からなくなり苦しんだのですが
ボイトレに通い始めてから、その最初の障害物がいつの間にかなくなってました。
なくなってる事に気付いた時は、風呂場でちょっと小躍りしたよねー。
(シャワーを浴びている時に気付いた)

 

第一段階突破!!

 

て感じしません??

 

「物凄く悪かった」状態が「悪くなった」ぐらいの変化なので、まだまだ通常稼働は遠い道のりですが、
諦めずにいっこいっこ障害物の超え方を探していくことが大事やなーと改めて。

 

 

本当はもっとスラスラしゃべりたいし
長々としゃべりたいし
大きい声も出したいし
いろんな高さで出したいし

 

 

欲を挙げるとキリがないんだけど、理想は理想としてイメージを忘れずに持ちつつ、
今の自分と、ようやく本当の意味で向き合いながら、ちょっとずつ進んでいる毎日です。
あー昨日は出せたのに今日はだせなかったーって一喜一憂しながら。

 

 

いつかノー障害物で夜通しマシンガンのようにしゃべりたい。
周りの皆様、そんなご迷惑をおかけできる日が来るように祈っててください。


現状。

2017年も残りわずか。

アタクシは例年通り、のんびりゆっくりとした年末を過ごしております。
気心の知れた仲間と会い、お酒を飲み、
今年も無事に1年の終わりを迎えることが出来ました。

1年間、支えてくれた、応援してくれた、思いを届けてくれた、 たくさんのたくさんの皆様に、深く御礼申し上げます。


本当にありがとうございました!!!!!!!!!

たくさんのステキな出会いに恵まれ、
たくさんの刺激的な経験も出来、
たくさん遊んでたくさん飲んで、
たくさん笑ってたくさん泣いた1年でした。
詳細は・・・割愛!(書ききれないから 笑)


2017年を(ありがちだけど)漢字一文字で表すなら、迷わずにコレ。



「声」




とにかく、声に苦しみ、悩み、もがいた1年。
いや、まだこれからも続くんだけどね。


ちょっとだけ、病気について触れてみようと思います。
自分の記録として、
また、同じ病気で悩んでいる方と何か少しでも共有出来たらいいな、という思いも込めて。
不快な気持ちになることもあるかもしれないので、読みたくない方はスルーしてくださいね!




======================
症状が出始めたのが、2016年の4月下旬。
最初は、いつもの声嗄れかな?風邪かな?1週間もすれば元に戻るかな?と
軽い感じで受け止めていたのですが、
あれよあれよという間に悪化してゆき、
得体の知れない状態に、不安ばかりが募っていく日々。

いろいろと調べていくうち、"痙攣性発声障害と酷似している"ということは早い段階で気付いていたものの、
病院へ行くの面倒だなー、という自分自身の怠惰な気持ちと、
いや、きっとしばらくしたら元に戻るよ!という期待を捨てられず、
「痙攣性発声障害」という診断を受けるまでに、1年半の期間を要しました。

しかし、もっともっと長い期間、その診断に辿りつくことが出来ず、苦しんでいる方がたくさんいる、ということを知りました。

違和感が生まれてから、病気について、いっぱい調べました。
まだまだ認知度が低く、
その違和感を他の人に説明するのが難しく、
周囲に理解されにくい病気であること。
それに反して日常生活へきたす支障が大きいこと。
人それぞれいろんな症状の出方があり、診断も治療も一筋縄にいかないこと。
そもそも原因が解明されておらず、現時点で根治は無理であること。
手術実績もここ10年ぐらいで徐々に増えてきたものの 症例が少なく、
実際に受けた人の体験談や術後の様子を知るには、情報がとても少ないこと。
特に、同じ病気の人たちの悩みを読んでると「わかるわかるー!!」の連続で、
それはやっぱり勇気をもらいますよね、アタクシだけじゃないんだなーって。

リハビリを始めてから、
こんな簡単なことが出来なくなってしまったのか!!
たった二文字の言葉すら読めなくなってしまったのか!! と目からうろこの連続です。

アタクシ自身の努力が足りないこともあり(そこは頑張れよって話ねw)
正に今、どんな状態かといいますと、


日常会話がままならないぐらい酷い状態です 笑


多分、ここ2年で、会話量とか発言量は、半分以下ぐらいになったと思います。(※本人体感調べ)

長い文章は言えない、
挨拶も7割は言えない、
ある一定のルールで母音が並ぶと言えない、
内容が何であれ「何かを説明する」のはもはや不可能。


こうなってくると、
声が出せないという現象そのものよりも、自分の思いや意見を伝えたいまま言葉にすることが出来ない、というのが何よりのストレスなのですねー。


例えば嬉しいことがあっても 「昨日さー!!こんなことがあってねー!!」と気軽にお友達に伝えることが出来ない。
コミュニケーションの手段として、会話を使うことが出来ない。
例えば何かしつもんされても、それに対して短く答えることはできても、
エピソードを広げていくことが出来ない。
病気を知ってる人から「声でてるじゃん」とよく言われるのですが 出ているのではなく、出せる範囲で言葉や文章を調整してしゃべっている、
という方が正解かな。
出せるか出せないか、は言葉を発する前に完全に判別出来るので、ああもう出せないな、と思うと、その時点で言葉を引っ込める癖が付いちゃうんですねえ。
話す相手やその人との距離、環境、状況や内容、その日の体調によっても声の状態が日々、瞬間瞬間異なるので、調子いいかも!悪いかも…いいかも!悪いかも…の繰り返し。

でも最近は、悪い、の継続状態です。


ヨンコマ。は、そんな状態の中で乗りきった奇跡の公演でした。
三人の理解もあり、
台詞を言いやすく変えたりとか
間や大きさを出しやすくなるように調整したりとか。

でもやっぱり、
自分がやりたい表現そのものをやることは出来ない。
これが何よりしんどいよねー。
普通に声が出る状態だったら、きっともっといい芝居に出来たのに!
もっと気持ちの良い掛け合いにできたのに!!
と無念でいっぱい。


……と、芝居の話に反れてしまいましたが。


365日、起きている間、
声のことを考えてなかった瞬間は多分、一秒もなかったなー。
向き合って生きていくしかないのだけれど
向き合うのがとてもとてもしんどかったり
向き合ってもどうにもならなかったり
どうやって向き合えばいいのか、がわからなかったり。
まだ、実は受け止めきれていないのかなーと思ったりもします。



来年は果たしてどんな自分になるのか。
先が見えないねえーー!!!
でも、やれることをやるしかない。
少しでもプラスに変えて、来年の今頃はもっと笑えていると良いなーと思ってます。

逃避

久々にちょっとゆっくりブログなぞ。


まずは、
鈴木区第16回公演『先輩、服を着てください』
そして、チームおないどしの4人芝居『ヨンコマ。』
ご来場くださった皆様、
応援してくださった皆様に
心よりの感謝を申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました!!

特に、ヨンコマ。は、キャスト数が少ないこともあり、皆様とゆっくりお話しする時間も持て、また、マジ兄を通して鈴木区を知り、初めて来ました!という方からもたくさんお声がけいただき、皆様のあったかさにより一層パワーをいただきました。

おかけで、今回は、公演中ずーっと涙腺緩んじゃってたわー。

ヨンコマ。は、
前々からあたためていた企画でした。
頓挫しかけたこともあった(という記憶)けど、


やってよかった…………!!!!
(もちろんよっつん風に)


アタクシ自身、人生の様々なタイミングや変化との重なりがあり、痛く、深く、でも前向きに、心に刻む作品になりました。


現実逃避


これは、アタクシの人生そのものです。笑
それをダサいという人もいるかもしれない
情けないと思う人もいるかもしれない

でも、逃避を繰り返して、今、アタクシはここにいる。

自分でも、こんなんでいいのかなーと何度も思ったけど 笑
『現実を受け止めてと向き合う』という事に対する勇気とか必要性とか重要性とか、
そういうことを考えるようになり、

40歳を前に、踏み込んでみようかな……!
いやもう踏み込んでしまっている……!!

という時期に、ヨンコマ。という作品を突きつけられ、初見はイタくてイタくて胸を苦しめながら読んだけど(笑)、今は、背中を押してもらう、そんな作品になりました。

やっぱ、
智晴に隅々まで見透かされてんのかな、アタクシの人生……笑

皆さんと一緒に過ごせた全ての瞬間が、かけがえのない宝物です。
ありがとうございました!!



というわけで、
今まで逃げてきたこと、避けてきたこと、
見ようとしてこなかったこと、と
改めて向き合う生活を始めました。
今更遅すぎるかもしれないけど、
必ずしも良い結果に辿り着くとは限らないけれど
頑張りが実らなくても不貞腐れないぐらいの心の強さは出来てきたかな、と信じて。


またみんなに会えると良いな。
どんな形でも良いので、それぞれのペースで、
是非今後とも、鈴木区の応援、よろしくお願いします!


回転。

人生って、良い時悪い時、やる気が出る時出ない時、みたいなサイクルってあるんだなー。

やっぱり、運勢とか星座占いとかって正しくて、

そんなことに影響されないようにしよー!と思っても、知らず知らずのうちにいろんなバイオリズムにまみれてんのかな。

 

なんて「人生はまるっきり他責」みたいなことを呟いてみましたが、そのサイクルの中心にあるのは

やはり自分自身のスタンスやモチベーションだな、っていうのが最近の結論。

運勢とか星占いは、それをちょっと後押ししたり、ちょっと足引っ張ったり、みたいな感じで作用してるのかな。

 

「現状維持」

アタクシの人生のテーマです。

若返りたいなんて思わない!!…でも今着てる服がもうしばらく着れるといいなあ。

高級レストランに足しげく通えるようになりたいなんて思わない!…でも、美味しいハイボールを明日も飲めるといいなあ。

お金持ちになりたいなんて思わない!…でも、遊んだり飲んだりお芝居見たり、今楽しんでることを明日も続けられるといいなあ。

 

有名になりたいなんて思わない!…でも1回でも長く鈴木区が続けられたらいいなあ。

 

 

多くは望まないので、今、楽しいことを一日でも長く続けていたい、という意味で「現状維持」。

スタンスやモチベーションの変化に乗っかると、

欲望の高揚とか欲望が満たされなかった落胆とかで

ぐらんぐらんに上がったり下がったりしちゃうから

(根は情緒不安定で20代の頃そんな自分に疲れ果てた)

心的にも行動的にも出来るだけ平坦でありたいと望み、このテーマを10年以上掲げて守ってきたワケですが

四十路を前に、そろそろ次の自分と出会ってみたりなんかしてみてもいいのかなーなんて思う今日この頃です。


乱歩奇譚。

 

舞台「乱歩奇譚 Game of Laplace」5日間・9ステージ、無事に終了致しました。
ご来場された皆様、ご声援くださった皆様の愛や熱量をたくさんたくさん感じた5日間でした。
本当にありがとうございました!!
千秋楽のカーテンコールの景色、一生忘れません。震えた。

 


今回、鈴木区からはアタクシを含めて5名、アンサンブルとして出演させていただきました。
作演を我らがボス・鈴木が担当すると決まった時から、
「受付盛り上げるぜー!」「グッズ売りまくるぜー!」と気合いを入れていたのですが、
みんなも出演するんだよ、という知らせがボスから来た時、予想外の出来事に、みんなで興奮したことを覚えています。


鈴木区は普段、100席もないような小さな劇場でこぢんまりと活動しています。
元々、人見知りで、コミュ障で、怖がりな仲間たちの集まりでした。(今もだけどw)
旗揚げから8年経って、こんなことになろうとは、想像もしてませんでした。
そんな感じの内向的な集団なので、顔合わせはみんなビビりまくりでしたし、
2.5次元舞台というジャンルや、乱歩奇譚の持つ世界観を壊してしまわないか、
キャストのみなさんと仲良くなれるのか、足を引っ張らないか…
と不安でいっぱいだったのはきっとアタクシだけじゃないはず。
でも振り返ってみると、稽古を含めて贅沢すぎる1ヶ月間でした。また墓場に持っていく思い出が増えたなあーー


この座組みや作品に対して、どのぐらいのお力添えが出来たかは自分では分かりません。
ただ一つ、ハッキリとわかることは

 


楽しすぎたってこと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 


稽古も、みんなでごはんを食べる時間も、小屋に入る前も入ってからも、ずっと楽しかった!
キャストのみなさんもスタッフのみなさんもステキな方ばかりで、ねえ、もしかしてこの世には良い人しかいないの?
ボスが、鈴木区の時と同じノリで、愉快に軽やかに演出席にいて、
それを見て笑ってる座組みのみんながいて、

 

なんだこの幸せ空間…

 


こんな機会がなければ出会えなかった達者な役者さん達から、たくさん刺激をいただきました。
みんな、真摯でストイックで、一生稽古見ていられたなー。
盗みたいところだらけだったけど、全然追いつかないや。もっともっと精進しなきゃ。
みんながどんどん世界観を深めていく様を目の当たりにして
役者の端くれとして、自分のこれからについて、いろんなことをいっぱい考えました。


全ての皆様に、心から、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!

 

千秋楽前日、有志での軽打ち上げの様子。ものすごいずっとみんなでゲラゲラ笑ってた気がする。

 


========================

さて、次回は9月、ホームの鈴木区で4人芝居と本公演の2本立て。
最近『愉快な演出家おじさん』にが板についてきた鈴木智晴にがっつりお芝居をさせたい、
というアタクシの野望が、同い年4人芝居という形で実現します。やったね!
鈴木区で、鈴木区らしく、また思いっきり遊ぼうと思う!


始終。

劇団東京都鈴木区第15回公演「ヘッドライン×デッドライン」
ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、ほんとにほんとにありがとうございました!

去年のいつだったか、ラストダの次は乱歩奇譚まで鈴木区公演の予定がない、
ということに寂しさを感じた鈴木区女子たちで
「いやだ!もっと遊びたい!公演やって!」とボスに駄々をこねました。


しかしながら、なんやかんや忙しそうなボスに新作を書いてとは言いづらいなー、ということと
初演・再演の頃から「いつか自分たちでヘドラをやりたい!」という気持ちがずーっとあったので
このタイミングでヘドラなんてどうよ!と提案したのが、全ての始まりでした。

個性豊かなキャラクターを演じてくれた客演さんたちに恵まれ、声の出演の皆様にも恵まれ、とてもステキな作品になりました。
あの時、駄々こねて正解だったな!!

 

アタクシ的にはまんま再演でも良かったのですが、ボスが今回のためにリライトしてくれて
今の鈴木区にぴったりのヘドラに生まれ変わりました。
ありがとう、ボス!おつかれちゃん!


最初に台本を読んだ時、
自分に何もないことに気付いたナツは、あの爆破中継を最後に、この世界から足を洗うんだろうなーと思ったんです。
そして、それは稽古終盤まで変わらなかったんだけど、
なんだろうなー、小屋に入って、客席からもらうパワーとか
ナツを演じるとだこ自身のパワーとかそういうもので、気付いたらその想いが変化してました。
ナツと植田先生があの後どうなったのか、それはみなさんの心の中で自由に想像してもらっていると思うのですが
そのストーリーの幅が増えた気がしてます。

 

表現としては変わらないんだけどね、「走れ!」に込めた気持ちが変わったかなー。

 

今、就活中で…とか、やりたいことで悩んでて…という若い子ちゃんたちがたくさん声をかけてくれました。
みんな!走れ!走るのだー!
人生って、悩むことも迷うこともたくさんあるけど、走ってみないと分からないことも同じぐらいたくさんあるからね。


そういえば、公演前に紹介していなかったので、改めて鈴木区初登場のお二人を、アタクシ的勝手な目線でご紹介。

 

 

「たうりん」こと田浦傑ちゃん。
また一人、酒好きでクズな同級生と知り合えました。
(それにしても78→79年組はオトコばっかだな…)
なんせ可愛いのよ、たうりん。
セリフを噛んでは平謝り、セリフ飛ばしては平謝り、挙句の果てには「ちょっとセリフ合わせ付き合って…」と平謝り。
そんな謝らなくていいよ!ってぐらいいっつも平謝りw
でも、最後の爆破中継シーンは色気があってとってもかっこよかったね!
だらしないんだかしっかりしてるんだか、結局最後までつかみどころのない人でした(笑)。

 

 

「こーでぃー」こと奥田耕大。
パンフ撮影でメイクしたら、あまりにも美人過ぎて、女として完敗。完成度高すぎだろ。
こーでぃーとは同じ干支という年の離れ具合なんだけど、時々「お兄ちゃん」みたいな感じでね。
一見チャラそうだけど、根がとっても真面目なヤツな(はずな)ので、心の中ではいろんなこと考えてるんだろうなー
なんて思いながら、オバサンはいつも遠くから応援していますよ。

 

 

また素敵な仲間が増えましたね!
過去に出演してくれたみんなが、公演に遊びに来てくれるの、とっても嬉しい。
そう言う仲間が1回1回増えていくの、とっても嬉しい。


ヘドラは、鈴木区という集まりとしていろいろと試された作品だったなー、と。
ずっと変わらない鈴木区を守るために、変わらなきゃいけない部分があるのだな、ということを具体的に見つけられた気がします。
そういう意味でも、あの時、駄々をこねて正解だったな!!

 

 

また遊ぼうね!


自律。

新年あけましておめでとうございます。


牛歩ながら一層の精進を目指し邁進して参りますので、2017年も鈴木区ならびにアタクシを何卒宜しくお願い申し上げます。

さて皆様はどのような年末年始を過ごされましたでしょか?

 

「せっかくだしのんびりしたい」というぐうたら願望と
「せっかくだし遊びまくりたい」というアクティブ願望がケンカして大忙しなこの季節。

ここ数年、年越しはいつもほぼ同じお友達と「毎年代わり映えないねえ〜」と笑いながらワイワイ過ごしております。
※嫁に行った人は徐々に抜けていくシステムですつまり抜けられない


年明けには高尾山薬王院へお参りに行きましたよ。桐ちゃん発案で。
なんとなく数人で行くのが楽しそうかな、と、思いついた暇そうな人を順番に誘ってみたら、最初の2人が普通に暇だったようですぐに捕獲(日野まりちゃんと山口トモくん)。
偶然にもトモは高尾山に詳しくって非常に充実感満載のお参りと相成ったのでした。


山の美味しい空気を吸いながら乾杯したり

川のせせらぎにテンションあがっちゃったり

 

新年早々、自然と戯れ、早速心が洗われて清々しい気分で御座いました。


「自分を律する1年にする」

久しくお目にかからなかったような真面目な目標を立てました。


結果を求めるのではなく、プロセスを大事にするという視座で日々を過ごしてみようと思います。
その先に何があるのか、は正直わかんないっす!

 

 

でも、何もみつかならなくてもいいんだ。
これはある意味、ちょっとした冒険です。

 

 

皆様にとっても、実り多く色鮮やかな2017年でありますように。

 


変年。

残すところ、2016年も10日となりました。

鈴木区に遊びに来てくれた皆さん、愛してくれた皆さん、思いを伝えてくださった皆さん、
遊んでくれた愉快な仲間たち、
様々な事を教えてくれた人生の先輩たち、
辛いことがあるとそっと抱きしめてくれた彼…はごめんいなかったわ

心より、感謝いたします。みんなみんな本当にありがとううううううううううううう

忘年会のために改めて1年を振り返ったら、しみじみ、ただただ、今年は良く遊んだなあ〜と。
とっても濃い時間の連続でした。
鈴木区にまつわるアレコレは、いつもツイッターなどで触れているのでここでは割愛!(笑)


ストレートに表現するならば、とっても苦しい一年でした。

大殺界じゃなかったのにね!
アラサー女子的厄年オンパレードを通り抜けたのにね!!
運勢とか星とかじゃないんだな、
つまり日々の積み重ねや、それを起点として変化していくメンタルやフィジカルなんだ、ということを知ったよね〜
生きるって奥が深い!

年が明けてすぐ、酔って転んで靭帯を伸ばして、松葉杖(飲みすぎです)。
日々の疲労の積み重ねで心が折れかけた春(飲みすぎです)。
幾度となく宇宙人に連れ去られ、年間合計推定50時間ぐらいの記憶を喪失(飲みすぎです)。


飲みすぎです。


しかしながら、
最大の苦痛の原因は『声』。

4月公演が終わったぐらいからかな、声が出しにくいなー詰まるなーみたいな違和感が生まれ、
最初は曖昧で瞬間的だったものが、徐々に明確で断続的に、気付いたら自分でコントロールして出せなくなってました。
喉が閉まって詰まって、出したい音が発せられない。
音程も、音量も、それまで何も考えずに普通に出せていた声が、全然思うように出せない。
そもそも言葉が出てこない。
しゃべりたい自分のイメージと、しゃべっている実際の自分がかけ離れていて、
その乖離が埋まらないことがそのまま日々のストレスとして蓄積していくことに。

素人的調査と分析によると、その症状は痙攣性発声障害とほぼ酷似していて、多分そうなんだろうと思うけど、
「手術すれば良くなるけど完治しないよ」って何を読んでも書いてあって
いっそのこと診断されない方が希望が持てていいんじゃないか、って病院へ行く足が遠のき。
夏ごろ、しかしそんなこと言ってられないぐらいノーコントロール状態に突入したので
名医がいるというかの有名な有楽町の耳鼻咽喉科へ行ったら
お前のどこが名医なんだよっていう心無い言葉を浴びせられ、激高して大喧嘩(笑)!!
今、思い出してもムカつくもんね〜〜こう見えて執念深いのアタクシふふふふ


同じような症状の方々のブログや経験談をたくさんたくさん調べて読んで
元に戻すためにできる事をとにかくやってみよう、と思った頃には、もう秋になってました。

こうなるには原因があり、その後には蓄積があり、そこにはプロセスが必ず存在しているわけで、それを明確にすることでコントロールを戻すヒントに出会えるのではないかっつーこれまた素人的なやつね。

漢方もお薬も、自分の症状と合いそうなのヤツは迷わず試して
ボイトレ行って声を出すメカニズムから出し方を試したり
日々の声の出方の特徴を記録して生活リズムとの相関性を調べたり
出る時・出ない時の自分を整理したり、食事や飲料の傾向も変えたりしてます。まだまだ手さぐりで続行中。
何より、完全に「気分」だけど、何もしてないより何か試してる方が、良くなってる気がするのよね〜牛歩だけど。
生きるってゲンキン!!


声のこと以外でも、悩んだり迷ったりしんどくて逃げたくなることとか定期的に発生して
死んだ魚の目で一日が過ぎる事もあったけど、
それと同じぐらい、若しくはそれ以上に、
楽しく飲んだり笑ったりお芝居したりする機会にもたっぷり恵まれました。
総じていうならば「経験と変化の多い一年」て感じかな。10年慣れ親しんだ街から、引越しもしたしね!
ここ数年、生活に一切の変化がなかったことを考えると、ものすごいめまぐるしかったなー。


唯一の反省は、確固たる強い意志の元、
年始に掲げた「2016年中に彼氏を作る」という目標がまったく達成される見込みがなかったので
秋ごろに潔くリリースしたことですかね。


来年も無事に独女だぜ!


それではみなさま、良いお年を。

江戸。

初旅行は、2010年冬。山梨・石和。参加人数6名。
温泉入って、ほうとう食べて、ワイナリー行って。
こんなのやったよね(笑)
これこれ

2回目が、2011年春。静岡・伊東。参加人数9名。
潜水艦乗って、魔の島見つけて、夜の浜辺を散歩して。
3回目が、2013年秋。埼玉・長瀞。参加人数は一気に増えて、16名。
ライン下りして、ピラミッド作って、猫が話題になって。

…そして、3年の時を経て、4回目となる「鈴木区修学旅行in日光」行ってきましたよ!

確か、この企画が立ち上がったのは、ラストダ稽古期間中、いつものように稽古後に飲んでいた席でした。
「旅行したいね」と話し始めてから、その数時間後には日程と役割分担と宿候補まで仮決定してた気がするなあ。

参加者総勢19名。
すっかり大所帯ですね。
今回はメインイベントとして「鍋4種パーティー」と「日光江戸村」を旅程に組み込み、日光&那須で大暴れ!
別仕事のため、初日ボス不在(深夜合流)という最近の鈴木区あるあるも交えつつ、濃密でくだらなくて美味しくてテンションがブチ上がった2日間で御座いました。
LINEのアルバムに収められた画像は、約700枚。これでもそれぞれに厳選してアップしてるからね。異常である(笑)。


たったの2日なのに、2日では語りつくせないぐらい色んなことがあって。
でも、これだけは言いたい。
声を大にして言いたい。




日光江戸村のポテンシャル、ヤバい。





普段から茶番コントを延々繰り返している我々にピッタリすぎる、広大で、本格的で、バラエティに富んだ最高の遊び場でした。
絶対行った方がいい!
そして、変身してみるといい!
きっと、日常では出会えない瞬間に出会えるはず。

芝居小屋も充実していて、
最後に観た「からす屋敷」の忍者舞台は、開始2秒で震えるぐらいカッコよくて大興奮。
たった10分の短い演目なのに、心を鷲掴みにされたよ!



その後、男子たちによる「忍者ごっこ」が繰り広げられたことは、言う間でもありません。



本当はもっと行きたい場所ややりたいこともあったのだけど
気温や季節や渋滞などの外部要因により断念せざるを得なかったので、また行きたいな。
きっと行くよ。


今年は鈴木区界隈のみんなと、ホントに良く遊んだなあ。
どんな場所でも、どんな状況であっても、全力で遊びを見つけてくれる人たちが集まっているので、笑いすぎて永遠に喉がガラガラ。
いつもお酒が美味しくて、最終的に記憶喪失。
※もちろん今回も鍋パーティー後半の記憶はありません


そんな幸せな場所に居られることに、感謝!



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今後のアタクシ

★出演いたします★
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劇団東京都鈴木区
『ヘッドライン×デッドライン』

♯公演日時♯
2017年2月9日(水)〜12日(日)
♯場所♯
遊空間がざびぃ[西荻窪]
鈴木区のブログはこちら
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舞台『乱歩奇譚 Game of Laplace』
♯公演日時♯
2017年4月12日(水)〜16日(日)
♯場所♯
シアターサンモール[新宿]
公式サイトはこちら
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伝書投函所よりチケットのご予約お待ちしております★

過ぎ去ったアタクシ

劇団東京都鈴木区 第1回公演
『無気力宇宙船メロディライナー55号』
脚本/長谷周作・演出/鈴木智晴
2009/6/23-24
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第2回公演
『The 時給探偵〜17時までの名探偵〜』
2010/1/29-30
脚本・演出 鈴木智晴
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第3回公演
『TOKYO RADIO CLUB〜トーキョーレディオクラブ〜』
脚本・演出 鈴木智晴
2010/12/3-5
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区with TEAM.よじポケ
『The 時給探偵〜消えた探偵助手〜』
脚本・演出 鈴木智晴
イベント監修 miyocco
ナゾ作家 清水文子
2011/4/9-10
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第4回公演
『弁護士バイロン』
脚本・演出 鈴木智晴
2011/7/28-31
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第5回公演
『ヒーロー ア ゴーゴー!』
脚本・演出 鈴木智晴
2012/6/20-24
シアターKASSAI
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第6回公演
『キミが、No.1☆ 〜彼は、サ、サ、サ、サイボーグ!?〜』
脚本・演出 鈴木智晴
2012/8/30-9/2
スタジオサイロ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第7回公演
『ヒーローアゴーゴー! 〜デパート屋上編&遊園地編〜』
脚本・演出 鈴木智晴
2013/3/13-24
シアターKASSAI
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第8回公演
『キミが、No.1☆』
脚本・演出 鈴木智晴
2013/7/20-21
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第9回公演
『いるわけないしっ!』
脚本・演出 鈴木智晴
2013/11/1-4
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第10回公演
『ヒーローアゴーゴー!〜デパート屋上編2014〜』
脚本・演出 鈴木智晴
<東京>2014/6/28-29
第七秘密基地
<大阪>2014/7/11-13
芸術創造館
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劇団東京都鈴木区 第11回公演
『翔べ! スペースノイド』
脚本・演出 鈴木智晴
2015/4/2-5
遊空間がざびぃ
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劇団東京都鈴木区 第12回公演
『BLT 〜少女と金魚鉢〜』
脚本・演出 鈴木智晴
2015/10/29-11/3
遊空間がざびぃ
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
劇団東京都鈴木区 第13回公演
『Tune! 〜ラジオな二人〜』
脚本・演出 鈴木智晴
2016/4/9-10/3
座高円寺2
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劇団東京都鈴木区 第14回公演
『ラストオーダー90分』
脚本・演出 鈴木智晴
2016/7/20-7/24
シアターKASSAI
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